ヘッドライフ代表・ヘッドマッサージ専門家の江口です。
本日は、ヘッドマッサージ繁盛サロンのWEB集客と集客DIY・ヘッドセラピストIQについてのお話します。
ぜひ今後のサロン開業やサロン経営にお役立てください。
私は整体師ですが、リラクゼーションサロンの頭ほぐし専門店atamaと保健所への美容所登録が必要なヘッドスパ専門店atamaを経営しています。
2010年にオープンした、頭ほぐし専門店atama(登録商標)は、リラクゼーションサロンで脳脊髄液の流れを促進するドライヘッドマッサージの先駆けとなったサロンです。
その後、2016年にオープンしたヘッドスパ専門店atamaは、シャンプーを行うウェットタイプのヘッドスパに日本で初めて整体法を取り入れたサロンです。
そして今現在、ヘッドスパ・ヘッドマッサージのスクール経営をしております。
このようなサロン経営者・スクール講師の経験をもとに、これからサロン開業を目指す方への開業、経営、集客などの相談をコンサルタントとして承っています。
不定期ではありますが、サロン経営や開業についての勉強会も開催しています。
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サロン開業相談、経営コンサルの話のメインはいつも「サロン集客」になります。
あえて、俗な言い方をすると「集客してなんぼ」の世界です。
当スクールのヘッドマッサージ資格講座のテキストに「技術力が100点でも集客力が0点なら、利益は0円!」と書いています。
いくら資格試験に合格しても、腸セラピーやハンドリフレやリンパマッサージなど、複数の資格を持っていても、サロン集客が出来なければ宝の持ち腐れになってします。
サロンの立地がよく視認性が高ければ「飛び込み客」の集客が期待できます。
しかし、そうではない自宅サロンや、マンションサロンの場合、集客の約90%はWEB集客、つまりインターネットを介した集客になります。
残りの10%は、口コミなどの紹介客になります。
サロンによっては、「今月はホットペッパーからしか新規集客が無かったなぁ」という100%WEB集客といったサロンもあると思います。
これからヘッドマッサージサロンを開業される卒業生もお読みいただいておりますが、「サロン集客=WEB集客」と考えていただいて構いません。
WEBと言えば今の時代、インスタグラムなどのSNS集客は当たり前です。
看板やチラシ、ショップカードにあるQRコードから、SNSを見て来店を判断してもらう流れが、一般的なサロン集客です。
そのまま、SNSのダイレクトメールなどでサロン予約までを完結する場合や、さらに、公式LINEにご登録いただいてから予約受付をするパターンがあります。
この時点で、「インスタなどSNSと公式LINEを使いこなさないと(汗)」となっているようでは、サロン経営の先行きが不安です。
「わたしはアナログなんです」と言わずに、WEB集客について時間をかけて勉強してください。
そして軌道に乗るまでは、SNSを毎日投稿する。
これも自分の時間を要する作業です。
「サロン集客=WEB集客」と考え、自分の時間を投資するようにしてください。
自分の時間と、自分のサロンの強みや売りといったリソース(資源)を有効に活用することが、上手なサロン集客、繁盛するサロン経営になります。
サロン売上を伸ばしたいと思ってもすぐに結果が出るとは限りません。
売上をアップさせたい理由は、利益を残したいからですが、すぐにでも利益を残す方法として用いられるのが経費コストを抑えることです。
サロン業界に限らず、経営において売上アップと、コストダウンは同じ効果が見込めます。
企業のリストラもその一つですが、自宅サロンなどで一人で働いているセラピストの方は、リストラする人材もいません。
(企業のリストラを肯定しているわけではありませんが解りやすい例として)
ですから、小規模個人サロンのオーナーは、コスト削減のため自らの時間を惜しまずに使う必要があります。
前述に書いたインスタなどのSNSや、公式LINEは無料から始められるのに対して、ホットペッパービューティーなどのクーポンサイトは有料の集客代行です。
たった一人分のサロン集客をするのに、クーポンサイトといった集客代行を利用しているようでは、サロン経営の手抜き、サボっているといっても過言ではありません。
今より利益を残したいのであれば、集客知識と集客作業に時間を投資しなければ結果は出ません。
内装工事や家具などのDIYが流行っているように、サロン集客もDIYができるに越したことはありません。
DIYとは《Do It Yourself》、つまり「自分でやる」ということです。
サロン売上を伸ばすことと同等に、経費コストを抑えることが大切なのは、利益が無いと経営状態が悪化する一方だからです。
自宅サロンを選ぶ理由の第一位は、家賃という経費コストを抑えるためだと思います。
「家賃を抑えた分、集客はクーポンサイトに営業代行してもらう」という考えも当然あります。
それを否定することはしません。
しかし、私が「自らの時間を投資せよ」「集客DIYせよ」という理由の本質はもう一つにあります。
内装工事や家具のDIYをするときに、工具(道具)の使い方を知る(学ぶ)必要があります。
そのことにより結果的に、全くの素人よりも専門的な知識が得られます。
集客DIYも同じです。
サロン経営・集客をするのに、ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)という技術をより深く知る(学ぶ)ことになります。
これは必然的なことです。
自分の仕事に対してより深く学び、より専門性を高めることは、長期的に考えると必ずあなたにとってプラスになります。
これこそが、「自らの時間を投資せよ」「集客DIYせよ」の意味であり、本質です。
ここでいう本質とは、ヘッドセラピストとして本来あるべき姿のことです。
ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)を探究すればするほど、頭と体の繋がりが見えてきます。
そうすることで相乗効果メニューの作成ができ、より施術効果の持続性が高まったり、より多くのお悩みといったニーズにお応えできるサロンになることが出来ます。
それは、すなわちヘッドマッサージの繁盛サロンを意味します。
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初の大阪開催:眠れる身体をつくるストレッチ講座
近代スポーツの世界では、ルールや戦術を深く理解することが求められています。
サッカーの場合は、「サッカーIQ」といい、野球の場合は、「野球IQ」と言います。
プロであるなら、サッカーや野球の技術が高いのは当たり前のことです。
しかし、そのうえに必要になるのが「スポーツIQ」です。
もし、あなたがプロヘッドセラピストと名乗るのであれば、「ヘッドセラピストIQ」が高くなければいけません。
解剖学を活かした解剖学アプローチの方法や、脳科学を取り入れた科学的根拠があるテクニックについての根拠をスラスラと語れるでしょうか?
お客様の心理を理解したヘッドマッサージの戦略的施術手順について説明できるでしょうか?
繰り返しフリーの工程で、自分が何故この手技を取り入れたか、そう判断した理由が説明できるでしょうか?
頭の触れ方、ヘッドタッチマナーが説明できるでしょうか?
一般的な不眠の改善方法が合わない人に対して的確なアドバイスや、セラピストとして寄り添うことが出来ているでしょうか?
これから「ヘッドセラピストIQ」もしくは、「ヘッドマッサージIQ」を高めることを意識しながらサロン集客、経営について学んでみてはいかがでしょうか?
今回は、集客DIYやヘッドセラピストIQといった初めて聞く言葉も出てきたと思いますが、ヘッドマッサージ繁盛サロンのWEB集客について解説しました。
サロン開業のはじめのうちは、クーポンサイトもうまく活用しながらも、同時進行で集客、経営について学びを進めていくことが理想です。
そういった自分の能力を高めることが、いずれクーポンサイトを解約しても自立経営できる儲かるサロンになります。
広告宣伝費を削減しても利益が残せるサロンを目指すには、集客ノウハウを学ぶしかありません。
その過程で新しい集客アイデアや、自分なりの正攻法(成功法)を見つけ出す努力をします。
それは、サロンのリソースを増やすことに繋がり、あの手この手で集客ができる賢い経営者になります。
いくら儲けたい、このぐらい稼ぎたい、生活するだけの収入がほしいといった具体的な金額こそ個人によって異なるのは承知です。
しかし、自分一人分の収入であれば、クーポンサイトを使わずして集客できるぐらいの能力を身につけたいものです。
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作成日2019年10月23日
更新日2024年11月30日
江口征次
ヘッドマッサージの専門家
Head Life(ヘッドライフ)代表
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
【登録商標】
頭ほぐし専門店atama 登録5576269
頭ほぐし整体院 登録5977517
骨相セラピー 登録5790990
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