ヘッド業界のこれから(ヘッドマッサージ・ヘッドスパ)

2019年4月4日作成

 

  ドライヘッドの人気はいつまで続くのか?

 

近年、ドライヘッドの人気がブームのように続いいますが、

 

この先いつまで続くのでしょうか?

 

 

当協会がまだ「研究会」として活動していた

 

 

2011年からヘッドマッサージ講座を行っていますが、

 

 

 

私の感覚では、

 

 

2013年ごろから徐々に受講生が増えてきて

 

 

2016年以降、爆発的にドライヘッドサロンが増えたように思います。

 

 

 

テレビ番組の影響もあり

 

2017年には完全にブームになったと言えるでしょう。

 

 

  ブームは必然にして起こった。

 

約10年前から

 

ヘッドマッサージの需要が高まるのはわかっていました。

 

 

 

ITバブルは、2001年に崩壊しましたが、

 

その後、スマホの普及により私たちの生活を大きく変えました。

 

 

 

アップル社のiPhoneが

 

日本に上陸したのは、2008年7月。

 

 

 

 

アップル信者といえるファンや

 

ハイテクや家電の新しいもの好きは、すぐに購入しましたが、

 

 

 

一般の携帯電話ユーザーは、

 

買い替えのタイミングがあるため、

 

本格的に普及しはじめたのは、2009年から2010年でした。

 

 

 

 

ちょうどそのころ、

 

2009年4月に私は開業しました。

 

 

 

今思えば、時代の変わり目だったのが幸運でした。

 

 

 

当時の私は、大阪の本町という場所で

 

マンションンを借りて整体サロンをしていました。

 

 

 

大阪「本町」といえば、

 

関西最大級のビジネス街です。

 

 

 

 

その本町で開業して気づいたことは、

 

 

゛サラリーマン、OLさんの目と頭が異常に疲れている。”

 

 

ということです。

 

 

 

当時からオフィスでパソコンを使うのは当たり前で

 

普通に働いても目や頭が疲れるのに

 

 

 

 

さらに、スマートフォンまで使用していては

 

 

「脳」を休める暇がありません。

 

 

 

 

今では、スマホ病という言葉で馴染みがありますが

 

正確には、VDT症候群というものです。

 

 

 

 

 

ものすごく便利なスマートフォンは、

 

 

この先、必ず普及して、

 

 

 

 

多くの人の目と頭(脳)を疲労させることは

 

簡単に予想がつくことでした。 

 

 

 

まさか、小学生までとは思いませんでしたが・・・

 

 

  頭専門店は典型的なマーケットイン

 

2019年春に開業して

 

半年後の秋には、コンセプトから練り直すことにしました。

 

 

 

大阪の大手のリラクゼーションサロンで

 

技術主任をしながら

 

同社が運営する鍼灸整骨院で修業を積んでいたこともあり、

 

 

 

技術的には、自信がありましたが

 

それだけではやっていけないのが現実です。

 

 

 

私が開業したサロン(整体院)は、

 

何も特徴がなく、ただ自分が出来る施術をしていただけです。

 

 

 

自分が今、出来ること、

 

やりたい事をやって

 

それに合った顧客を見つけ出すやり方。

 

 

 

これをプロダクトアウトと言います。

 

 

 

 

 

それとは逆で

 

 

 

 

世の中が本当に必要としている

 

サービスを生み出し、提供する考え方の

 

 

マーケットイン(プロダクトイン)があります。

 

 

 

 

2009年の私には

 

プロダクトアウト・マーケットインの知識はなかったですが

 

 

 

 

ヘッドマッサージが世の中の為になる

 

 

ヘッドマッサージが必要とされる時代が来る

 

 

 

 

と信じて研究を重ねた

 

 

当時の熱い心の火種は、マーケットインという考えにあったのでしょう。

 

 

 

月日が経ち

 

意を決してリニューアルオープンしたのが2010年5月です。

 

 

頭ほぐし専門店」の誕生です。

 

 

 

 

この「頭ほぐし専門店」という名前を

 

日本ではじめて使用したのは私になります。

 

 

 

 

宣伝が苦手だったため、

 

 

 

オープンして数カ月は、

 

来店者0人という日もありました。

 

 

 

 

あまりに予約の電話が鳴らないため

 

サロンの電話が壊れていないか

 

自分の携帯から電話して確かめたこともあります。

 

 

 

はじめは、決して楽ではなかったですが

 

 

 

 

すでに飽和状態の整体院を

 

プロダクトアウトの考えだけで続けていても・・・

 

 

 

 

今のような生活、収入、やりがいは手に入らなかったと思います。

 

 

  常に先を考える!

 

 

サロン名は「頭ほぐし専門店atama」です。

 

 

 

この「atama(アタマ)」という名前をつけたのは、

 

 

 

 

ヘッドマッサージ業界が

 

 

ほぼ手つかずの状態で

 

 

 

 

この先、私のサロンを真似するセラピストが

 

必ず現れるとわかっていたので

 

 

 

あえて

 

 

シンプルに「atama」としました。

 

 

(頭ほぐし専門店atama 登録商標5576269)

 

 

 

 

ヘッドマッサージ業界の

 

ど真ん中の椅子に座ったわけです。

 

 

 

 

 

 

 

こういった、

 

 

 

需要はあるのに

 

誰もサービス・商品を提供していない状態を

 

青い海になぞらえてブルーオーシャンと言います。

 

 

 

 

 

 

ヘッドマッサージ業界という

 

 

青い海には、

 

たくさんの魚(顧客)が泳いでいます。

 

 

 

 

 

その豊かな海に

 

 

誰かが飛び込むと、それを真似して

 

 

次の誰かが飛び込みます。

 

 

 

 

 

3人、4人と飛び込めば、

 

あとは、雪崩のように次から次へと飛び込むのが

 

 

 

 

 

世の常。

 

 

ビジネスの常です。

 

 

 

 

 

魚がいなくなるまで、

 

大衆は次から次へと飛び込みます。

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

いつの日か

 

魚がいなくなる??

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

いなくなることは考えにくいです。

 

 

 

 

 

 

正確には、

 

 

魚を取る側の人が増え過ぎるだけです。

 

 

 

 

 

 

 

その食い荒らされた海のことを

 

赤い血になぞらえてレッドオーシャンと呼びます。

 

 

 

 

 

 

今は、2019年4月。

 

都会の海は汚れてきましたが、

 

まだまだ大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

レッドオーシャンの時代はいずれやってきます。

 

 

 

 

 

こんなこと書くと

 

ヘッドマッサージ講座の受講生が減ってしまいますが

 

 

 

 

 

レッドオーシャンの時は、

 

 

 

レッドオーシャン戦略を実行するのみ

 

 

 

 

 

 

 

私にしたら、そんなことは、

 

 

2009年から承知の上です。 

 

 

  ブルーオーシャンは他にもある!

  

2015年のこと。

 

ある卒業生に呼び出され、質問を受けました。

 

 

 

「ヘッドマッサージ業界では江口先生に勝つのは難しい。習ったヘッドマッサージをどうやって売り出せばいいですか?」

 

 

 

彼は、すでに複数店舗を経営しており、

 

 

 

 

とても優秀なうえに誠実で、

 

 

先生である私に迷惑が掛からない方法で

 

 

サロンを成功させたいということでした。

 

 

 

 

それを聞いて

 

とても嬉しかったです。

 

 

 

 

 

私の意見はこうでした。

 

 

 

 

「頭ほぐしを受ける多くのお客様は、眠ることが目的です。ヘッドマッサージ専門とは言わずに゛睡眠専門”はどうですか?」

 

 

 

 

 

 

「ど真ん中の椅子が空いていますよ。」

 

 

 

 

 

後日、お会いした際に報告を受けました。

 

 

 

 

 

「名前は、快眠ほぐしサロン すいみんです。」

 

 

 

「睡眠健康指導士の資格も取りました。」

 

 

 

 

 

彼は、もともと

 

知識もセンスもあり、努力家です。

 

 

 

 

 

「睡眠専門サロン」という青い海に

 

ど真ん中から飛び込みました

 

 

 

 

なんと、

 

ヘッドマッサージと相性が良い睡眠の資格まで取得済みです。

 

ヘッドマッサージという「フィン(足ひれ)」

 

睡眠健康指導士という「酸素ボンベ」を備えています。

 

 

 

 

私の助言が無くても

 

 

彼は成功したと思います。

 

 

  考えるのが仕事です!

 

例えば、

 

あなたがお持ちの

 

 

 

 

 

資格、スキル、経験、ノウハウ、趣味、特技、自慢が

 

 

AとBの2つあるとします。

 

 

 

 

 

わかりやすく「資格AとB」にしましょう。

 

 

 

 

Aという資格が

 

レッドオーシャン(血の海)

 

 

 

 

 

Bという資格も

 

レッドオーシャン(血の海)

 

 

 

しかし、

 

 

 

資格A × 資格B = ブルーオーシャン(青い海)

 

 

となる可能性があります。

 

 

 

 

アイデア次第で

 

 

 

まだまだ、

 

青い海は存在するはずです。

 

 

 

 

事実として、

 

いつの時代もブルーオーシャンは"必ず”存在しているので

間違いなくあります。

 

 

 

 

今ある資格 × 時代  =ブルーオーシャン

 

 

の方程式も成り立ちます。

 

 

 

 

自分が出来ることの棚卸しと

 

 

世の中(時代)が求めるていることを

 

 

探していくしかないですね。

 

 

 

 

大変なことだとわかっています。

 

 

 

なので、

 

経営コンサルタントやマーケッターという

 

プロがいるのです。

 

 

 

 

個人サロンでも相談は出来ます。

 

 

顧問契約しなくても

 

経営セミナーぐらいは参加しておきましょう。

このページはヘッドライフ代表の江口が作成しました。


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