【ヘッドマッサージのサロン経営】お客様がリピートしない理由

ヘッドマッサージ資格講座の卒業生の皆様、こんにちは。

 

ヘッドライフ代表、ヘッドマッサージ専門家の江口です。

 

サロンですごく喜んでくれたのにリピートしてくれない…

 

そのような経験はないですか?

 

どの業界においても、リピートしない理由の上位にくるのが「忘却」です。

 

つまり、ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)を受けた時は、本当に良かったと思っていたのに、時間が経つと忘れてしまうということです。

 

考えてみると私もそうです。

 

すっごく美味しい料理を食べて、「絶対、また来よう!」とその時は本気で思ったけど、あれから全然行ってないなぁ。

 

そういったお店は何軒もあります。

 

きっと貴方もそうでしょう。

 

なぜなら、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウス氏の「エビングハウスの忘却曲線」によると次の通りです。

 

  • 人は、20分後には記憶したことの42%を忘る
  • 1時間後には56%を忘る
  • 1日後には74%を忘る
  • 1週間後には77%を忘る
  • 1ヶ月後には79%を忘る

 

このように日々、時間の経過とともに忘れてしまうのが人間です。

 

これは、サロンのお客様にも当てはまります。

 

「本当に楽になりました!また必ず来ます!」

 

「すごく良かったので、友達を紹介します!」

 

など、おそらく、その時は本当にそう思ってくれたのですが、何カ月たっても来てくれない(涙)

 

お客様も私たちと同じで毎日、何かしらすることがあって忘れてしまうのです。

 

特にヘッドマッサージ専門店のお客様は、頭脳労働者のお客様が多く、情報過多、マルチタクスな生活をしているので脳疲労を起こしがちです。

 

やることが多い人なので、あなたのサロンの存在が日に日に薄まっていくのは間違いありません。

 

私なんかは、3日前の夕食すら思い出せないのに…

 

では、どうすれば思い出してくれるのか?

 

思い出してもらえるとリピート率も上がるはずです。

 

 

脳科学的には、忘れかけたころに思い出すという作業をすると記憶が脳に定着すると言います。

 

人は、1日経つと74%も忘れてしまうのだから、

 

私たちサロンができることは、お客様がご来店された次の日に《サンキューメール》や《サンキューレター》を送りましょう。

 

その時に気を付けたいのは、「また来てください」とい催促の案内ではなく、「ありがとうの感謝の気持ち」を伝える内容にしましょう。

  

米国のマーケティング調査においては、リピートしない理由として68%の人が以下のように感じています。

  • お店側から感謝されていない
  • 大切にされていないと
  • おろそかにされている

 

やはりこのようなことでは、リピートしなくて当然ですね。 

 

裏を返せば、【人は特別扱いされるのが好き】ということになります。

 

サンキューレターのポイントは、お客様と実際に交わした会話をもとに作成して《特別感》を演出することです。

 

あと、特別感という意味では《バースデー割引き》もいいですね♪

 

地域で一番人気のヘッドマッサージサロンを目指して、できることから取り組んでいきましょう!

 

 

作成日:2018/10/27

更新日:2025/01/17


この記事の執筆者

江口征次  

 

インスタグラム大阪会場

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック 代表取締役  

頭ほぐし専門店atama代表

ヘッドスパ専門店atama代表

 

【商品】

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。