ヘッドマッサージ資格講座、大阪代表の江口です。
前回のメルマガ、口コミ集客アップの続きです。
サロン経営者は、常に行動を起こさないとダメです。
ヘッドマッサージサロンの経営もこれをサボったら終わりです。
あなたのサロンが口コミで紹介をされる時に「あそこの店は○○で○○だから○○なのよ。」と言っていただけたらOKです。
しかし、一般のお客様は、あなたのサロンやあなたのヘッドマッサージをどのように、また何と言って紹介すれば良いのか分かっていません。
ですから、その方法としてヘッドセラピストのあなた自身が口コミワードを設定する必要があります。
例えば、次にリストアップした、当スクールで学べるヘッドマッサージの魅力を参考にしてはいかがでしょうか。
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
重要なのは、「当サロンのヘッドマッサージは○○で○○だから○○です。」といった口コミワードをヘッドセラピストの口から直接お客様に伝えることです。
大人も子供と同じで、聞いたことをそのまま人に伝えます。
伝言ゲーム的に何人かに伝わっていくと最後は「あそこのセラピストは、いい人よ~」で終わるかもしれませんが、それでもOKです。
しかし、「いい人よ~」だけで終わらせないためにはストーリー化することをオススメします。
ヘッドマッサージサロンの開業相談の時に「旅」をすることをオススメすることがあります。
今までに、これといった経験や資格、趣味、特技もなく 「自分をどうやって自分を売り出してよいかわからない。」 という卒業生に多く出会います。
そんな時は、自分でストーリーを作れ良いのです。
「私は日本全国でヘッドマッサージを受ける旅をし、世界●カ国でのヘッドマッサージも体験しました。
その豊富な経験を生かし、私のヘッドマッサージ専門店「●●」を開業しました。
世界中のヘッドマッサージの知識を持つ私による、独自の●●式ヘッドマッサージをぜひお試しください。」
このストーリーをつくるには、時間もお金もかかります。
ですが、時間がかかって何が悪いのですか?
お金がかかって何が悪いのですか?
時間とお金をかけることほど、良いことはありません。
100時間、煮込むカレーとレンジでチンするカレーは同じものですか?
30種類のスパイスを入れるのと、市販の固形ルーと同じですか?
手間暇という情熱をかけないと世間は納得しません。
「当店は、2日間でならったヘッドマッサージで3か月後に開業しました! 即席ヘッドマッサージです! でもご安心ください。練習会は2回行きましたので!」
と伝えますか?
あなたのサロン経営にまつわるストーリーは、あなた自身が作るものです。
お客様は、期待に応えるヘッドマッサージを受けたいと思っています。
期待に値しないサロンにお金を使うことはありません。
広告の目的は、期待を喚起することです。
あなたは誰にとって期待できるヘッドセラピストですか?
「誰に」とはターゲットを絞ることを意味します。
ターゲットを「睡眠不足の人」にしますか?
肩こり、首こりによる「緊張型頭痛」にしますか?
ニッチ化にするほど「専門家」になりやすいです。
ニッチ化するほど、専門家への時短となります。
私(江口)自身も、どこにでもいる整体師からドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家になりました。
確実に口コミ客を獲得したいのであれば、お客様にとって良い条件を設定しましょう!
・ご紹介いただけたら 次回○○%割引!
・ご紹介でヘッドマッサージ○○分延長無料!
・ご紹介のお客様に限りポイント2倍!
などなど、よくあるパターンで私の頭ほぐし専門店atamaでも行いましたが効果がありました。
口コミでのお客様を迎えやすくするためには、「ご紹介カード」の作成がおすすめです。
自分のサロンを紹介してもらうことに対する感謝のしるしとして、何かしらのお礼を提供するのが良いでしょう。
「○○円引き」を感謝の気持ちの表現としてご検討ください。
ただし、条件を複雑にしすぎて「ねずみ講」のようにならないよう注意してください。
前述の紹介カードにQRコードを付けておくと、もっと多くの情報を届けることが可能になります。
③のストーリーまで紹介カードに書くと名刺サイズには収まりません。
やはり、QRコードからホームページやインスタグラムなどSNSに飛んでもらいたいです。
人は、本当に興味・関心を持つと「もっと知りたい。教えてー!」となります。
紹介者はヘッドマッサージに精通していないので、ヘッドマッサージの魅力を1から10まで正確には伝えられません。
そこで、「ホームページ見てごらん。ほら、ここにQRコードがあるよ。」 と言ってもらえる状態にサロン側がしておく必要が出てきます。
ここで手を抜くとダメ、サボったら終わりです。
ヘッドマッサージに限らず、サロン経営は手抜きでは食べていけません。
サボらずマメにインスタ更新、毎日投稿をしているヘッドマッサージサロンも少なくありません。
ヘッドマッサージ資格講座、卒後のサロン開業相談で 「ホームページは作ったほうがいいですか?」「SNSはやるべきですか?」と聞かれることが多々あります。
もちろん作ったほうが良いです。
どちらかというとやるべきです。
ホームページやSNSは、WEBカタログのようなものです。
カタログには商品が並んでおり、それぞれの説明があります。
私たちヘッドマッサージサロンにもいつでも見れるカタログがあったほうがいいですよね。
特に営業時間を気にせずに予約や問い合わせのメールの受付ができるメリットがあります。
そしてプロフィール欄は、あなたのことを知ってもらえる履歴書の代わりにもなります。
ホームページやSNSは無料でも作れるのでデメリットはほぼありません。
もはやどの企業も当たり前のようにしていますが、QRコードから瞬時に自社のWEBカタログに飛ぶようにしています。
この導線(集客への流れ)は、サロン経営にとっても基本中の基本です。
私のサロンの場合は、チラシや紹介カードに載せました。
卒業生から「私はアナログなので苦手だなぁ~」といわれることが多いですが、手を抜かず、サボらずがサロン経営というものです。
苦手意識があるのは仕方がありません。
ホームページなどのWEBページの作成は、本来はITの専門業者が行っていた仕事です。
それを、この10年で私たち素人にもできる環境が整ったので苦手な人が多いのも無理はありません。
実際に、私の場合はサロン経営を始めてからエクセルやワードを使いだし、ホームページに手が回るまでに2年ほど経ってしまいました。
サロン集客を考えると、もっと早く重い腰をあげて、取り組むべきだったと後悔しています。
スマホアプリが進化して 写真、動画の加工・編集ができるようになったのは大きいですね。
昔はイラストレーターやフォトショップなど、パソコンでしかできなかった機能がスマホで私たちにも使えるようになりました。
今は、写真に写った人が消せたり、電柱が消せるアプリがありますが (マツコの部屋でやってました)
それは、一昔前ならプロが使っているイラストレーターをいうパソコンソフトと同じ機能ですね。
スマホやアプリが苦手な人でも、やればきっとできます。
この辺りの内容は、すべてスクールのサロン開業相談で私(江口)が指導できます。
次回⑥につづきます。
このメルマガは2020年3月12日に配信しました。
更新日2024年11月18日
江口 征次
ヘッドライフ
管理人
理事長
ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として全国で活動中。2010年からヘッドマッサージ講座を主催、ヘッドセラピスト資格の発行を行う。現在も大阪を中心に現役スクール講師を務める。
株式会社ヘッドクリック 代表取締役
頭ほぐし専門店atama代表
ヘッドスパ専門店atama代表
業務用ヘッドマッサージオイル・日本初ヘッドマッサージ施術用枕の販売責任者
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990