なぜ隣のサロンだけ儲かるのか?情報格差が生むセラピストの明暗

ヘッドライフ代表、ヘッドマッサージ専門家の江口です。

 

インスタやティックトックを見て、「なぜ隣のサロンだけ儲かっているのか?」そう思うことはないですか?

 

「お客が来ない。」「お金がない。」 「働いても儲からない。」なんて嘆いているセラピストは全国に山ほどいます。

 

そして、「この仕事はお金じゃないんです。」という人もいます。

 

その言葉は、自分がプロとしてしっかり稼げるようになってからいった方が説得力がありますね。

 

テレビでお馴染みの林先生のお言葉を紹介します。

 

「努力は裏切らない」という言葉は不正確です。「正しい場所で、正しい方向を向いて、十分な量なされた努力は裏切らない」が正しいんです。

 

本当にそうですね。

 

ヘッドマッサージの実技試験に落ちた人で「すごく練習したのに!」という人がいますが、 間違った覚え方をして、間違った方法で練習をしています。(DVDもあるのに…)

 

サロン経営も同じです。

 

上手くいっていないサロン経営者は きっと正しい努力をしていません。 

 

「じゃあ、正しい努力ってなんなの!?」なんて聞かれそうです。

 

サロン経営の基礎の部分は同じでも、その経営者が目指すところ、置かれている状況、環境、体力、年齢、性別、経歴  技術的な能力、理念、思想、コンセプト、ミッション、ビジョンによっても異なります。

 

成功への道は人それぞれ、成功の基準も人によって異なります。

 

なのでサロン経営は、ケースバイケースとなり、それぞれが、それぞれの局面で、正しい選択(対応)を迫られます。

 

したがって、サロン経営を成功に導くのは、沢山の引き出しの多さ、つまり「問題解決能力」が重要なんです。

 

前回のブログにも書いた、引き出しの中にあるのは「戦術」  引き出しの使い方が「戦略」でしたよね。

 

その「戦術」「戦略」の基となっているのは「情報」です。

 

情報無き、戦術、戦略ってありますか?? 

 

前述の林先生の言葉を借りると、正しい情報を基に、正しい場所で、正しい方向を向いて、十分な量の努力をしないと ダメなんです。

 

「情報格差」という言葉もありますが、「知らなく損したー!」という経験は誰にでもあるはず。

 

もし、あなたが情報弱者で無知な経営者であれば、サロン廃業する可能性が高まります。

 

それだけ、情報というのは宝なので、起業家・ビジネスマンの中では、さまざまな業種で交流会、シンポジウム、学会があるのです。

 

決して毎回、良い情報が得られるわけではありませんが、「継続は力なり」 なのでしょう。

 

継続という努力の量を増やせば、人生を変える情報にも出会う可能性があります。

 

スマホで、いろんな人のプログや メルマガを拝読するのもいいですが、WEBで一般公開できる情報など当たり障りのない、一部の情報であることがほとんどです。   

 

このヘッドライフ通信ですら、そうです。

 

ヘッドマッサージの技術や知識、やり方、そして、サロン開業・経営・集客ノウハウの全てを出してしまうと、お金をかけて学びに来た方に申し訳が立ちません。

 

「情報社会で情報は何でも手に入る」「ほしい情報はすぐに手に入る」なんて言っている人がいますが、本当でしょうか?

 

あなたは、今までの人生で知り得たとっておきの裏話。

 

ここだけの情報を 一つや二つ持ってませんか?

 

わざわざブログに書きますか?

 

本当に良い情報(やばい情報)というのは、外に出向いて、人との関係性を築いて、やっと得られるものです。

 

または、お金を出して買うものです。

 

私もサロン開業者や、開業希望者向けに「開業相談・経営相談」をしています。

 

「あのサロンは、こういった手法で儲けている」、「このサロンはこういったやり口で稼いでいる  」などといった他店の情報までここに書くことは出来ません。

 

「ネットで何でも情報が手に入る」といった考えは捨てましょう。

 

ヘッドマッサージ資格講座を例にしても、サロン開業コース(40時間)と短期集中コース(2日間)でも情報格差は生じます。

 

この情報の格差がセラピストの格差にもつながっています。

 

「金持ち」になる前に「情報持ち」にならないといけませんね。

 

私のサロン独立開業当初は、経営ノウハウ(正しい情報)が備わっておらず、もちろん集客が上手くいきませんでした。

 

自己資金が尽きてしまい、自宅アポートの家賃も払えず、サロンに泊まり込み、来月の店舗の家賃が払えない。

 

そのな状況に陥ったこともありました。

 

それが今では、全国のセラピストさんにメルマガを配信する立場です。

 

「ヘッドライフ通信を楽しみにしています。」と毎月、毎月、何人もの生徒さんに言われて幸せな気分です。

 

私がなぜ、貧乏セラピストから脱却できたのか? 

 

時代の流れや運も大きな要素ですが、自分的には、正しい情報と正しい努力のおかげだと思っています。

 

神社、仏閣、パワースポット、風水、占いもいいですが、実務的な情報もゲットしないといけませんね。

 

(私も一通りやりました。神社好きです。風水鏡まで購入しました。)   

 

サロン開業スタート時点は、情報が少ないため、「何をしたらいいか、わからない。」「何からしていいか、わからない。」という状況に陥ります。

 

「今やるべきこと」という情報が無ければ、必然的に努力の量は不足するものです。

 

やみくもに努力をすると間違った努力になる可能性があります。

 

頑張りたくても、情報がないから行動に移せない。

 

なので、いつまでたっても変化がない。

 

それではサロンが軌道にのることもありません。

 

誰でも最初は苦労しているもんですよ。

 

よほどの天才か、強運でもない限り、情報は取りに行かないといけません。

 

そう思いませんか?

 

 

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この記事はヘッドライフ代表の江口が作成しました。

作成日:2019/11/09

修正更新日:2025/01/27


この記事の監修者

江口征次  

 

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ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック代表取締役  

頭ほぐし専門店atama代表

ヘッドスパ専門店atama代表

 

【商品】

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。