肩もみが上手いヘッドマッサージセラピストが最強である3つの理由

いつもヘッドライフ通信をお読みいただき誠にありがとうございます。

ヘッドマッサージ資格講座・福岡代表の森脇です。

私の妻は時々、緊張型頭痛に襲われることがあります。

辛そうにしている時は隙間時間を使ってケアをしてあげるのですが、自宅でのケアの場合、本格的なヘッドマッサージをしてあげるのは難しい場合があります。

そんな時は椅子に座った状態で『肩もみ』がメインになるのですが、ほとんどの場合、辛さは緩和されて楽になるようです。

皆さんも家族や身近な誰かを、環境を選ばずケアしてあげたいと思ったことはありませんか？

今回は『肩もみが上手いヘッドマッサージセラピスト(以下ヘッドセラピスト)』について掘り下げ、併せて『おすすめの講座』も紹介します。

当スクールの卒業生はもちろん、資格講座を検討されている方も、癒してあげたい人のことを想いながらお読みください。

※執筆者は医師ではなく、スクール講師として一般的な健康管理に役立つ情報を発信しております。 医学的な診断や治療は専門家への指導を受けてください。

日常生活で感じる疲れも、サロンでのニーズも、圧倒的に多い不調が『肩こり』です。

「頭痛がある」という方に関しても、不調の原因を紐解いていくと、結局肩こりが原因だったという話は、皆さんの周りでも少なくないはず。

つまり、“肩こりを制するヘッドセラピスト”になることができれば、大枠のニーズには対応できるということです。

ここからは、自宅でのケアや、サロン施術において『肩もみが上手いセラピスト』が最強である理由を、実録を交えながら3つお伝えします。 

1. ヘッドマッサージの指名は“肩もみが上手いかどうか”で決まる

ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)の指名の有無を決定付ける要素の大半は、“肩もみが上手いかどうか”で決まります。

嘘のように感じる人も多いかもしれませんが、業界ではよくある話です。

頭や手足などの末端部分の施術スキルは、余程下手でない限り個人差は感じられにくい傾向があります。

良くも悪くも『どのヘッドセラピストにあたってもハズレがない』という状況です。

しかし肩もみは違います。施術スキルや、センスの有無が顕著に表れます。

そのため、肩もみのスキルは『上手いヘッドセラピスト』の判断材料になります。

したがって、「せっかく施術してもらうなら、肩もみの上手いヘッドセラピストに施術をお願いしたい」となり、指名に繋がるのです。

どんなにヘッドマッサージのスキルを磨いても、結局『肩もみ』が上手いセラピストが最強なのです。

極端な表現かつ、残酷に感じるかもしれませんが、心にとめておいてもらいたい事実です。

2.肩もみが上手いセラピストはどこに行っても愛される

『サロン(ベッド)での肩もみは上手いのに、座位の肩もみはなんだか微妙…。』これは意外と多い『セラピストあるある』です。

そう感じられる要因は、施術を受ける側がしっかり脱力できていないなど、一概にセラピストの技量によるものだけとはいえませんが、肩もみが上手いセラピストは、環境に応じて揉み方を工夫することができます。

したがって、肩もみが上手いセラピストは場所を選ばず、どこに行っても愛されます。

“場所を選ばない”という点は、冒頭でお話した隙間時間でのちょっとしたケアにも繋がります。

想像してみてください。

「ごめん…ちょっと肩揉んでくれる？」相手はあなたにとくに期待するでもなく、ただ何気なく、肩もみを頼みます。

しかしあなたの肩もみの上手さはピカイチです。

相手はあなたの肩もみに感動。「あなたに頼んでよかった、またお願いしたい！」と喜ばれます。

当然のことです。あなたは肩もみが上手い最強のヘッドセラピストなのだから。

3.肩もみを制する＝緊張型頭痛を制する

私はヘッドマッサージ資格講座や、定期的に実施している無料オンライン講座で、『筋膜の繋がり』についてお伝えしています。

筋肉の疲労・硬直が原因とされている緊張型頭痛は、この筋膜の繋がりを介して伝達されています。

そう考えると『肩もみを制する＝緊張型頭痛を制する』といっても過言ではないのではないでしょうか。

極端な例ですが、頭を怪我していてヘッドマッサージができない場合でも、肩もみのスキルがあれば緊張型頭痛にアプローチすることができます。

セラピストの中には不調を感じる部分(ここの場合は頭)へのアプローチしか効果がないと思っている方もいますが、筋膜の繋がりについて学ぶメリットを知っている皆さんなら、肩もみが緊張型頭痛に効果的だと理解できるはずです。

つまり、肩もみを制することが、緊張型頭痛改善への近道だということです。

お悩みを改善できる最強のヘッドセラピストになるには、肩もみをはじめとするボディケアで、筋膜へアプローチする知識とスキルを学ぶことが大切です。

前述した緊張型頭痛の改善をはじめ、肩もみの効果が頭痛やヘッドマッサージに対して相乗効果が期待できるのであれば、サロンでの背臥位・腹臥位に限らず、座位でも組み合わたいところです。

厳密に言うと、座位で行うヘッドマッサージ(椅子ヘッドセラピー)と、ベッドで行うヘッドマッサージは、期待できる効果は異なります。

しかし、場所を選ばずケアできるスキルは、ヘッドセラピストとしての価値を高めることは間違いありません。

また、椅子ヘッドセラピーで満足感を提供できれば、整体ヘッドマッサージ(1級)への集客も期待できます。

当スクールの卒業生の中には、マルシェなどのイベントに椅子ヘッドセラピーで出店し、店舗への集客に繋げた方もいらっしゃいます。

今回の記事の内容に関連する講座を紹介します。 ぜひご参加ください。 

■肩もみマスター講座

8/7（木）13:00〜14:30（福岡）

7/15（火）10:30～12:00（東京）

8/26（火）15:00～16:30（大阪）

9/4 (木) 10:30～12:00（東京）

9/27（土）10:00〜11:30（名古屋）

■椅子ヘッドセラピー資格講座　

7/20（日）9:30〜12:30（名古屋）

7/21（月祝）14:00～17:00（東京）

8/7（木）9:30～12:30（福岡）

9/26（金）12:30～15:30（大阪）

9/28（日）14:00～17:00（東京）

作成日：2025年06月27日

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