ヘッドマッサージ資格講座、東京代表の大八木です。
今回は、セロ活アドバイザー講座のオンライン勉強会の内容を共有します。
「寄り添いとは何か?」と考えたことはありますか?
女性の心身のケアにおいて、エストロゲンとセロトニンの関係性、そして女性脳の特徴や前頭前野を活性化するセロ活を知ることで、寄り添う方法のヒントになると思います。
今回の内容を通じて、女性脳を癒すための効果的なシンプルな方法をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
※執筆者は医師ではなく、スクール講師として一般的な健康管理に役立つ情報を発信しています。 医学的な診断や治療は専門家への指導を受けてください。
以前、セロ活アドバイザー講座のオンライン勉強会にて『女性の体とセロトニン』の話をしました。
もともと体や脳の作りが違うのに、現代の女性は男性と同じように活動しています。
だから不調も多いのかもしれません。
本来の脳の違いがわかるとそれがヒントになり対応できると思います。
家族の不調、特にお嬢様の不調で悩まれ、何かできないかとヘッドマッサージや腸、ハンドを習得にいらっしゃる方が増えました。
そんな家族へ施術をするのはお勧めです。
是非、施術してください。
私も娘が2人いて同じ思いがあります。
お子さんにどう寄り添うか悩まれている方、家族を癒したい方、セラピストをされている方のヒントになればと思います。
デジタル社会になり、環境も違うので断言はできませんし、不調の原因は色々あります。
本来の脳の働きを知ることで、何かお役にたつ情報や気づきがあれば嬉しいです。
今回のオンラインでは、改めて女性脳、男性脳、女性ホルモンの周期についてお話させていただきました。
ちなみに、こちらはセロ活オンラインの過去の内容です。
質問も承り、毎回情報もお伝えしています。
※セロ活認定者は、アーカイブ一覧でご確認いただけます。
女性の体は、月経周期やライフステージによってホルモンバランスが変化します。
セロトニンとエストロゲンは関係性があり、特に以下の3つの時期には注意が必要です
月経期・卵胞期・排卵期・黄体期と1か月で4つの切り替えをしています。
排卵日を境にエストロゲンが減る時期は、セロトニンも減ります。
月経前症候群などの不調にもなりやすいのです。
排卵期・黄体期は特に不調が目立ちます。
本来はゆっくり過ごすのが良いのです。
出産後に一気にエストロゲンが減ります。
その時期に母親に必要な別のホルモンも分泌され授乳をし、育児をして母親の体は保たれています。
特に赤ちゃんと過ごしてオキシトシンの分泌をしっかりすると良いのです。
しかし、現代はそうもいかない社会で、早期の社会復帰など男性と同じようなドーパミン的な活動をしているのが現代の女性なのです。
本来の体の機能と違う方向性にある事で産後の心と体には負担がかかり、ひどいと産後鬱となるのです。
私は社会復帰を否定するのではなく、協力が必要なこと、周りがそれを理解することが大切だと思います。
更年期に入るとエストロゲンが減り、さらにセロトニンも減るので自律神経が乱れ、ダブルパンチです。
この時期の不調が更年期障害です。
女性ホルモンが減るこの3つの時期には特に意識的にセロ活やストレス解消のオキ活を行うのが理想です。
これだけでも体が大変なのに、現代の社会はさらにストレスを受けていますからね。
セロトニンは、前頭葉の先端部分の前頭前野に影響を与えています。
前頭前野は、主に4つの脳の働きがあります。
意欲脳・共感脳・集中脳・切替脳です。
本来、女の子は共感脳が強く、男の子は意欲脳が強い特性があります。
これは、視床下部にある性ホルモンの影響もあるそうです。
セロトニントレーナーの研修で学びましたが、 女の子は、3~4歳でセロトニンの分泌が大人並みになるそうです。
さらに、女性は思春期になると女性ホルモンが分泌されセロトニンも増えてきます。
特に前頭前野にある共感脳、切替脳はセロトニンが影響するので、女の子は早い年齢から気づかいができたり、一緒にグループ行動をしたり、気持ちの切り替えが早いのです。
だから女性が一人ぼっちになるのは、脳科学でみるととても酷なことです。
そして、切替脳がうまく働かないと鬱状態になりやすいのです。
<参考書籍>
思春期の女の子の気持ちがわかる本|かんき出版|著作:有田秀穂
男性でも女性でもオキシトシン効果はストレス解消におすすめですが、特に女性を癒すことに意識したいのが『共感』です。
女性が活性しやすい『共感脳』は、セロトニンの影響を受けますのでセロ活がおススメです。
そしてセロ活をしながら、どう対応したらよいかというと、寄り添いです。
さて、冒頭でも伺いましたが、寄り添いとはどんなことをイメージしますか?
私たちがオススメする寄り添いこそが『共感脳の活性』なのです。
慰めや応援に、どうしても言いたくなる言葉があります。
「〇〇だから頑張ろう!!」 「もっと〇〇ならできるよ!!」 これはドーパミン的な寄り添いです。
特に落ち込んだ女性に必要なのは期待も目標もいらないセロトニンを活性化する寄り添いです。
それは、『一緒に何かをする!!』 これだけです。
など、ただ、ただ一緒にやるだけです。
共感することです。これが共感脳の活性です。
もちろんオキシトシンも分泌します。
一緒にいるだけでいい、話をきいてくれるだけでいいという女性特有の癒しの方法が脳科学的にも説明できるのです。
お客様にも「そうだったんですね」「ここが辛いのですね」アドバイスの前にこの一言 があるかないかでも変わってきます。
ミラーリング効果もその一つです。
今回のオンラインでは、女性ならではの骨盤を意識した呼吸法をお伝えしました。
色々な呼吸法があり、毎回、セロ活の呼吸法はオンラインで少しずつお伝えしています。
その方に合わせて出来たらいいなと思っています。
セロ活の呼吸法では丹田呼吸法をします。
方法はとてもシンプルです。
・ 吸うとき:骨盤が開くことを意識する
・ 吐くとき:骨盤が閉じることを意識する。
これだけです。
深呼吸をしようとか考えず骨盤を意識するだけで、自然と丹田呼吸法ができます。
骨盤周りを緩めることの大切さはヘッドマッサージの資格講座でもお伝えしているので、ヘッドマッサージもセロ活効果がありますし、頭蓋骨と骨盤の関係性でも説明ができ、お客様にもおすすめしやすいと思います。
今回の内容も皆さんが知っているようなことですが、人の行動が変わるのは本人が気づくことです。
私も、分かっているようでわかっていないことが沢山あります。
学ぶたびに、「あ、そうか!!」「たしかにそうだ!!」と気付けたから変われたこともありました。
いつもお伝えしているようにセラピストは気づきを与える仕事だと思っています。
最後に一つ皆様に気付きの質問です。
「ご飯食べるときは何を意識していますか?」
消化吸収は、副交感神経優位になると活性します。
ご飯を食べるときにPCをしながら、携帯をみながら、仕事の合間にパクっとしていませんか?
これ交感神経優位にしているので消化に良くないですよ。
ゆっくり食べるとか、おしゃべりしながら食べるということは副交感神経を優位にしているんですね。
私も「はっ!!」としました。
また気づきを配信していきます。
作成日2022年8月25日
修正更新2025年1月12日
※このページの内容は、一般的な情報と執筆者による経験をもとに作成しており、医療的アドバイスを提供するものではありません。健康に関する具体的なご相談については、専門の医療機関にご相談ください。また経済的な安定や増収増益、所得の増加を保証をする内容ではありません。
大八木さとこ
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
東京代表
セロ活アドバイザー資格講座・代表
セロトニンDojo認定セロトニントレーナー
睡眠健康指導士
感涙療法士
〒105-0003
東京都港区西新橋1-20-9山西ビル3F
「科学的根拠に基づいた癒し」東邦大学有田教授が監修!
【登録商標】
頭ほぐし専門店atama 登録5576269
頭ほぐし整体院 登録5977517
骨相セラピー 登録5790990
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