ヘッドセラピスト|ストレッチングインストラクター|福岡講座代表 森脇ゆう
ヘッドセラピスト|ストレッチングインストラクター|福岡講座代表 森脇ゆう

脳疲労とデジタルデトックス|ヘッドマッサージで叶える“脳の休息時間”

いつもヘッドライフ通信をお読みいただき誠にありがとうございます。

ヘッドマッサージ資格講座・福岡代表の森脇です。

 

今回の記事テーマは『脳疲労』です。

 

ヘッドマッサージ資格講座をはじめとする、様々な講座で発信しているこのワードは、当スクールの卒業生であれば馴染み深いテーマではないでしょうか。

 

近年関心が高まりつつある『脳疲労』と、その改善に効果が期待できるとされる『デジタルデトックス』に焦点をあて、情報と知識を共有したいと思います。

脳疲労とデジタルデトックス|ヘッドマッサージは“脳の休息時間”

 

『脳疲労』の浸透とヘッドマッサージセラピストの需要

 

「脳疲労(デジタル疲労)」という概念は、スマホ普及期の2010年頃から徐々に広まったといわれています。

 

調査では、83.9%もの人が自分に「脳疲労」の兆候があると感じており、特に若年層でその傾向が強いと報告されています。

 

テクノロジーの進歩は望ましいものがあり、我々もその恩恵を受けながら便利で快適な日々を送っていますが、その代償は大なり小なりあるようです。

 

栄養ドリンクのTVコマーシャルでも『脳疲労』という言葉を目にしますが、それだけ言葉が浸透してきたということがわかります。

 

テクノロジーの進歩(デジタル化)と脳疲労が仮に比例関係であるならば、ヘッドマッサージセラピストの需要も高まることでしょう。

 

事実としてこの10年でヘッドマッサージ専門店が増えましたね。

 

皮肉な話ではありますが、“社会に貢献できるヘッドマッサージ”は当スクールの強みでもあるため、実技のスキルを磨くことはもちろんのこと、『脳疲労』という言葉にも常にアンテナを張っておく必要がありそうです。

 

《参考リンク集》

・markezine.jp+1tpc-cop.co.jp+1

・halmek.co.jp+14tpc-cop.co.jp+14markezine.jp+14

 

『デジタルデトックス』の広まり

 

今や『デジタルデトックス』という言葉を知らないという人は少ないのではないでしょうか?

 

デジタルデトックスとは、デジタル機器から距離を置き、使用頻度を下げることで、心身の疲労やストレスを軽減させる取り組みのことです。

 

初めてこの言葉が生まれたのは2010年とされており、前項でご紹介したスマホ普及期、つまり脳疲労の概念が広がった時期と同じです。

 

日本では2015年以降に広まり、スマホ依存やSNS疲れへの対応策として広まりを見せました。

 

オフラインイベント、旅先での「デジタル断ち体験」などが徐々に登場し、メディアやSNSでも「デジタルデトックス旅」や「スマホを手放す休日」などの特集が組まれるようになったことも記憶に新しいですね。

 

そのため、エステ・リラクゼーション・整体のセラピストは、筋肉や筋膜の知識だけでなく、『デジタルデトックス』にも着目し、学びを深めていく必要があります。

 

デジタルデトックスを効果的に取り入れるには

 

デジタルデトックスが脳疲労(デジタル疲労)の改善に効果が期待できるという点は、その言葉から想像に容易いですが、中にはその言葉の意味を正しく理解していない方もいるようです。

 

デジタルデトックスを効果的に取り入れ、脳疲労の改善に活かすためにも、ここで整理しておきましょう。

 

 

デジタルデトックスの本質と活用の具体例

 

デジタルデトックスの本質は『デジタル機器から距離を置いてできた時間の過ごし方』にあります。

 

活用の具体例をあげると以下の通りです。

■自然の中で過ごす

家族や仲間とアウトドアを楽しむのもいいかもしれませんね。公園を散歩することも立派なデジタルデトックスです。

 

■紙の本や雑誌を読む

最近ではタブレット端末に読書をする人も増えていますが、あえて紙媒体を選び、紙の質感やページをめくる動作を楽しむのもいいかもしれません。

 

■手帳やノートに、感じたことを書き出す

頭の中にある思考や感情を思いのまま書き出す『ジャーナリング』は“書く瞑想”として知られています。脳疲労をはじめとする自律神経の不調に効果が期待できるといわれています。

 

■アートや手仕事にふれてみる

芸術(アート)には心身の緊張を和らげる癒し(リラックス・リフレッシュ)の効果があるといわれています。見るだけでなく、創作にチャレンジすることもおすすめです。

 

■街を散策する

街を歩いていると“こんな場所にこんな店あったかな?”と、新しい発見をすることがありますよね。脳への新しい刺激になり、脳の疲れを和らげるきっかけになります。

 

他にも例はたくさんありますが、つまるところ『デジタル機器から距離を置く』といって、本当に距離を置いただけで、一日中部屋でボケーっとしていたら、デジタルデトックスの効果はほとんど期待できないということです。

 

デジタルデトックスの有意義な時間の使い方

 

とはいえ、世の中にはボケーっと過ごすことが好きな人もいることも事実です。

 

休日は家族や友人と出かけてリフレッシュするという人もいれば、ゆったりとリラックスしたいという人もいるのです。

 

デジタルデトックスにおける有意義な時間の使い方は、脳に新しい刺激が入るか否かだといわれています。

 

したがって、家でゆったり過ごしたいという人であれば、「いつもと違うコーヒーを飲んでみる」とか「普段は聴かないジャンルの音楽を流してみる」といった工夫をしてみるのもいいかもしれませんね。

 

ヘッドマッサージも立派なデジタルデトックス

 

『デジタルデトックス=デジタル機器から距離を置いてできた時間を有効活用する』という意味では、ヘッドマッサージも立派なデジタルデトックスだといえるでしょう。

 

ヘッドマッサージを受けている時間は目を閉じているため、余計な情報が遮断され、脳に休息タイムを与えることができます。

 

ヘッドマッサージを受けている時間は瞑想に似た状態であるともいわれており、リラックス効果、ストレス軽減、集中力向上、感情のコントロール、睡眠の質の向上など、様々な効果が期待できます。

 

また、ヘッドマッサージを施すセラピストにとっても、お客様と触れ合う時間は、有意義なデジタルデトックスだといえます。

 

まとめ|ヘッドマッサージで叶える“脳の休息時間”

ヘッドライフ 森脇先生

 

『脳疲労とデジタルデトックス』と題し、それぞれの背景や現状、そして認識や活用の具体例を整理しました。

 

今回の内容を下記の4つにまとめます。

  • 「脳疲労」という言葉は世の中に浸透している
  • ヘッドマッサージセラピストはスキルの向上だけでなく『脳疲労』という言葉に常にアンテナを張っておく
  • デジタルデトックスの本質は『デジタル機器から距離を置いてできた時間』を有意義に使うこと
  • ヘッドマッサージもデジタルデトックスとして有効 

 

冒頭でも書いたように、テクノロジーの進歩は我々の暮らしを便利にしてくれています。

 

しかし、その便利さゆえに体調を崩してしまう可能性は否定できません。

 

当スクールのヘッドマッサージのターゲットである『脳疲労』『不眠(症)』『電子機器症候群※VDT』の背景には、必ずデジタル機器が存在します。

 

それらを否定するのではなく、適切な距離を保ち、上手に付き合っていきましょう。 ぜひ今回の内容を接客に役立ててください。 

 

ヘッドマッサージで叶える“脳の休息時間”は、デジタル疲労から心身を解放し、リラックスや集中力回復、質の高い睡眠へとつながります。

 

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作成日:2025年09月04日


この記事の執筆者

森脇 ゆう

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会

福岡代表講師

 

アクトエール整体学院 学長

NPO法人日本ストレッチング協会 認定ストレッチングインストラクター

 

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ヘッドライフ代表よりコメント

福岡会場の森脇先生は、ヘッドマッサージ資格講座の講師でありながら、50代限定の整体スクールの学長も務める。

筋膜ラインを考えたボディケアマッサージやストレッチの専門家でもあり、福岡以外にも東京や大阪など出張講座を開催する全国で人気の講師です。

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ヘッドライフ江口

この記事の監修・ページ作成者

江口征次  

 

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ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック 代表取締役  

 

リラクゼーションサロンの経営

・頭ほぐし専門店atama代表

・ヘッドスパ専門店atama代表

 

商品

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

登録商標

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。