「車が好きで旅をしながらサロンをしたい。」
ある生徒さんの夢です。
中古のキャンピングカーを買うとか、買わないとか。
リラクゼーションは全く未経験ですが、
近い将来に車で旅をしながらヘッドマッサージ店をしたいということです。
趣味と仕事が両立する企業プランです。
素敵ですね。
ビジネスとして採算が合うかは、やり方次第ですが、
すごく良いアイデアだと思います。
サロンで働いていると過去に何度か言われたことがあります。
「新幹線でマッサージが受けれたらいいのにね。」
「飛行機でマッサージが受けれたらいいのにね。」
ほんとにそうだと思います。
私も毎月の出張で新幹線を利用するのですが、
東京まで2時間半、名古屋まで1時間どのように過ごすかが課題です。
往復でトータル約12時間。
これを5年、10年で考えると無駄にはできない時間です。
ある調査会社のデータがあります。
(2017年9~10月20歳以上の日米欧州の男女2000人)
「人工知能AIによる自動運転中、車内で何をしたいですか?」
という問いに対して、
日本人の回答、第1位は、「仮眠」で47.0%。
アメリカとヨーロッパでは「同乗者との会話や打合せ」が第1位
(米国49.8%・欧州57.9%)
日本人が睡眠を求めているのに対して、
他国はコミュニケーションを求めています。
不眠大国ニッポン。
しかも、日本人の1人当たりのGDPは先進国で最下位レベル。
寝る間を惜しんで働いている割には生産性がわるい。
ということでしょうか。情けない話です。
このような現実が、移動式サロンの実現に向かうかもしれません。
人工知能AIによる自運転は、高速道路からスタートするみたいです。
「車が好きで旅をしながらサロンをしたい。」
旅先でイベント的にサロンをするのか?
顧客を迎えに行って目的地に着くまでの間、マッサージをするのか?
目的地まで届けるとなると、おそらく、
タクシー業界の範囲になり国の認可(免許?)が必要です。
新規参入は難しいかもしれません。
いずれにせよ、日本人にとって必要なこと。
そして、我々ヘッドセラピストが社会にできることは、
「不眠の解消=パフォーマンス向上」
ヘッドマッサージ(頭ほぐし)の需要はまだまだあります。
社会を支えるヘッドセラピストがもっと増えればと思います。
あなたのプランは何ですか?
追伸
移動式のことをMobile(モバイル)と言います。
移動はMove(ムーブ)、車に乗ることはDrive(ドライブ)
そして、施術所はSalon(サロン)
あなたならどんなネーミングにしますか?