産後の老化(東洋医学と気功学)

『大丈夫。きっと良くなる。』

 

鍼灸師の関健治です。

 

 

 

 

 

前回、『先天の元気』と『後天の元気』のコラムを書かせていただきました。

 

 

少し大切なところをおさらいをすると、

 

 

 

 

 

『先天の元気』が強ければ強いほど、

 

生命力が強く、病気にかかりにくく、病気になっても治りやすく、

 

健康長寿を達成できる

 

 

 

 

とお伝えました。

 

 

 

 

 

それを色んな角度から少しずつ掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

リラクゼーションやエステサロンでも

 

 

アドバイスなどに使っていただければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

『先天の元気』は、

 

 

別名『先天の精』『腎精』などと呼ばれます。

 

 

 

 

 

その所在部位は、へそ下周辺、

 

 

約10センチ内方にあるとされる

 

 

丹田(たんでん)という場所に納められています。

 

 

 

 

 

ツボでいえば、

 

・神闕(しんけつ)

 

・気海(きかい)

 

・関元(かんげん)

 

・中極(ちゅうきょく)

 

 

 

 

 

現代解剖学的にはちょうど子宮周辺に位置する

 

 

「球体のエネルギーの塊」とイメージするとわかりやすいかと思います。  

 

 

 

 

 

 

 

気功学の世界では、

 

 

丹田を充実させることを第一義に考えられていたのです。

 

 

 

 

 

 

(気功学とは、中国の道教徒の間で広まった延命長寿・健康長寿を求めた学問です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

また、女性の妊娠出産の全課程は、

 

 

すべて丹田の力によって成されていきます。

 

 

 

 

 

 

 

したがって、

 

 

産後は下腹がペコペコになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

母の『先天の元気』を使って、

 

 

赤ちゃんを育てていくわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

産後は、『先天の元気』が弱るので、

 

『先天の元気』が弱れば老化が早まります。

 

 

 

 

 

 

産後の老化によって弱ってくるところ、

 

 

 

 

 

 

例えば、

 

 

 

 

 

視力が減退したり、

 

 

髪の毛は細くなったり、枝毛、切れ毛、白髪が増えたり、

 

 

髪質がパサパサしてきたりします。

 

 

 

 

爪も脆く薄くなったり、

 

 

縦スジや重ければ横筋が入ったりします。

 

 

 

 

 

 

さらに、産後腰痛が起きたり、

 

 

膀胱に影響して頻尿や尿漏れなどが起こったりします。

 

 

 

 

 

また、抵抗力も弱り、

 

 

風邪(ふうじゃ。カゼのこと。)を受けやすくなり、

 

 

 

 

 

 

風邪が筋・骨・関節にまで入ってしまうと、

 

 

痺病(ひびょう)といってリウマチを発症することもあります。

 

 

 

 

 

 

 

これを予防するには・・・

 

 

 

 

 

日本の安土桃山時代の名著

 

 

『鍼道秘訣集(著)御園意齋』によると、

 

 

 

 

 

「産後一ヶ月は下腹に気を集める鍼をしなさい。」

 

 

と書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

セラピストの皆様には、

 

 

 

 

 

 

「お家でできる養生法」を下記しますので、

 

 

ぜひサロンでもお役に立てて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

お灸のやり方がわからなければ、

 

 

のちのち、私の講座の中でお教えさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

1、

腰から下を冷やさない!

(腹巻きをしてもいいです。冷えると気は凝滞します。)

 

 

 

 

2、

関元にお灸をしよう!

(千年灸、棒灸という方法があります。下腹に気を集めます。)

 

 

 

 

3、

山芋・栗・海草類・ネバネバ系・黒い食べ物を多くととう!

(黒は腎の色、ネバネバするものは精子や膣分泌液に似ているので『先天の元気』を補います。)

 

 

 

4、

しっかり睡眠をとりましょう!

睡眠をとることはそのまま『先天の元気(腎)』を補う事に繋がります。

 

 

 

お散歩しましょう!

肩の力を抜いて、決して頑張らず、呼吸を緩やかに丹田を意識して、吸った空気が全身を温めてくれるイメージをしてブラブラ歩きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

しかし、食べ過ぎて

 

 

脾胃(消化器系)を弱らせては吸収できないので、

 

 

食べ過ぎ注意です!

 

 

 

 

 

 

ご参考いただければ幸いです。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 『大丈夫。きっと良くなる。』

 

  鍼灸師 関健治

 

 

 

 

 

参考文献です。

『弁釈鍼道秘訣集』(著)藤本蓮風 緑書房

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