毎年、4月7日は世界保健デー。
2017年のスローガンは「Let’s talk(一緒に話そう)」という
うつ病対策でした。
WHO(世界保健機関)は、世界のうつ病患者は、
2015年に3億2200万人を超えたと発表。
日本人は約506万人。
あくまでも推計で、厚生労働省によると、
心の病の患者数は、112万人(2014年)とされています。
医学雑誌「Clinical Psychological Science」によると
うつ病患者さんは「うつ語」とも言える言葉を発しているそうです。
気持ちの落ち込みがあるため、
ネガティブな言葉を使っているのは、容易に想像できますが、
それ以上に使っている言葉があります。
英レディング大学の最新のコンピュータ技術を用いて、
うつ病患者さんの会話のビッグデータを言語分析した結果。
うつ病患者さんは、ネガティブな言葉よりも、
「絶対に…」
「必ず…」
「常に…」
「完全に…」 など、
白黒をはっきりさせたい、、、
100%正しいか、100%間違っているかいずれかの場合に
使う「独立語(絶対語)」を多く使用しています。
その他に、「1人称代名詞」。
英語でいうと「I」「My」「Me」です。
「私」が中心の会話が多く、
他者への関心が希薄であるという分析結果が出ました。
ネガティブな言葉よりも、
「私が…」「私の…」「私を…」
「絶対に…」「必ず…」
と連発している人がうつ病の可能性が高いとう結果が出ています。
あなたの周りにもいませんか?
自分の話と、極論が多い人。
それは、「うつ語」なのかも??
ヘッドマッサージは、「頭と心を軽くします。」
最近「うつ語」が増えてきたな。
そんな時は、ヘッドマッサージはいかがですか。
お役に立てれば幸いです。
追伸(1)
うつ病の疑いがあれば専門機関の受診を。
追伸(2)
世界保健デー2018年のスローガンは「everyone, everywhere」
誰もが、世界のどこであろうと健康でいられるように。