ヘッドマッサージの専門家・スクール代表 江口征次
ヘッドマッサージの専門家・スクール代表 江口征次

ヘッドセラピストなら知っておきたい「うつ語」(英レディング大学)

2018/03/22

 

ヘッドライフ通信をお読みいただき誠にありがとうございます。

 

ヘッドマッサージの専門家・スクール代表の江口です。

 

本日は、イギリスのレディング大学によって報告された「うつ」に関する内容です。

 

ヘッドマッサージサロンで働く、ヘッドセラピストなら知っておきたい「うつ語」について解説します。

 

知っておくと早期対策も可能ですので、ぜひお読みください。

 

うつ語を知ろう

日本人の500万人以上がうつ状態

鬱(うつ)とヘッドマッサージ

毎年、4月7日は世界保健DAYです。

 

2017年のスローガンは「Let’s talk(一緒に話そう)」という、うつ病対策でした。

 

WHO(世界保健機関)は、世界のうつ病患者は、2015年に3億2200万人を超えたと発表しました。

 

日本人は約506万人だそうです。

 

あくまでも推計ですが、厚生労働省によると、心の病の患者数は、112万人(2014年)とされています。

 

頭の疲れと向き合う、私達ヘッドセラピストも関心が深いところです。

 

医学雑誌「Clinical Psychological Science」によると、うつ病患者さんは「うつ語」とも言える言葉を発しているそうです。

 

気持ちの落ち込みがあるため、ネガティブな言葉を使っているのは、容易に想像できますが、それ以上に使っている言葉があります。

 

自分中心なのが「うつ語」

うつ語とヘッドマッサージ

イギリスのレディング大学が最新のコンピュータ技術を用いて、うつ病患者さんの会話のビッグデータを言語分析した結果があります。

 

それによると、うつ病患者さんは、ネガティブな言葉よりも、「絶対に…」 「必ず…」 「常に…」 「完全に…」 など、白黒をはっきりさせたい傾向があるそうです。

 

100%正しいか、100%間違っているかいずれかの場合に使う「独立語(絶対語)」を多く使用しています。

 

その他には、「1人称代名詞」。 英語でいうと「I」「My」「Me」です。

 

「私」が中心の会話が多く、他者への関心が希薄であるという分析結果が出ました。

 

ネガティブな言葉よりも、「私が…」「私の…」「私を…」「絶対に…」「必ず…」と連発している人がうつ病の可能性が高いとう結果が出ています。

 

あなたの周りにもいませんか?

 

自分の話と、極論が多い人。 それは、「うつ語」なのかも??

 

ヘッドマッサージは、頭と心を軽くするものです。

 

最近「うつ語」が増えてきたな、そんな時は、ヘッドマッサージで頭と心をほぐすのはいかがですか?

 

セロトニン活性効果があるヘッドマッサージがうつ患者さんのお役に立てれば幸いです。

 

 

追伸(1)

うつ病の疑いがあれば専門機関の受診お願いします。

 

追伸(2)

世界保健デー2018年のスローガンは「everyone, everywhere」 誰もが、世界のどこであろうと健康でいられるように。

 

記事作成日

2018年3月22日  

 

修正

2025年1月15日


ヘッドライフ江口

この記事の執筆者

江口征次  

 

インスタグラム大阪会場

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック代表取締役  

頭ほぐし専門店atama代表

ヘッドスパ専門店atama代表

 

【商品】

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。