機器では体感できない、手技による頭皮リリース

近年ヘッドマッサージのスクールが増えてきましたが、私たち一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会の手技はとても細かいと言われています。

特に頭の触れ方のヘッドタッチマナーや解剖学的かつ脳科学的プロセスについては細かい指導をしています。

卒業生に皆様は、それを手技による強みとして、自信を持って施術をして頂きたいです。

それでは、本日は、機器では体感できい手技による頭皮リリースについて書いていきたいと思います。

近年ヘッドマッサージャーなどお風呂でも使えるもの、電気を発するブラシなど、お顔のリフトアップ効果など小顔効果もあるとなると画期的な商品は、とても魅力的ではあります。

また、家にいてケアできる商品なら尚更便利で手軽で簡単などコロナ禍の中ではとても有効です。

しかし機器は、消耗品であり一生物ではないです。

また、これも人間のあるあるですが、飽きてしまうという点はあるのではないでしょうか？

ですが自分の手は、よほどよ大怪我をしなければ一生物であり いつでも、何処でもできる、場所を選ばないのが手技です。

機器は、買うことで満足であったり、気持ちよくて満足ではありますが、ほとんどの方が、継続して使えているのかは不明。

それはよく、リユースで売られているの拝見します。

その点いつもの手技にプラス異なる手技をスパイスとして 取り入れる事で、飽きさせない事ができるとのは手技です。

料理の時に、使う一味と同じで、今日はこのスパイス（手技）などを取り入れる事が可能です。

"機器では、絶妙なリリース加減は難しい。" と私は考えています。

機器では、圧や速さなどランダムに変更ができるが人の手で行うのは、そのセラピストの絶妙なリズムでリリースが行われ、その人に合ったリリースができる。

ここに、私は人がやる事で価値が生まれると思っています。

人の皮膚の厚みであったり、硬さであったり 頭皮の動きは様々です。

その人にあった頭皮リリースは、人の手で力加減を調整して行う事でリラクゼーションとして成り立つと思います。

進化するマッサージ機器とは異なる 癒しを提供するのもセラピストとしての役割ですね。

手技による頭皮リリースにもあるように機器では、絶妙なリリース加減やセラピストの圧加減やリズムは、セラピスト自身のものです！

手の大きさ、手の温もりも様々です。いかに、自分らしく、人を癒す事ができるのか経験を積む事でセラピスト個人が 追求できるものではないでしょうか。

最初の頃は、手技やリズムは不安定であります。

これは、誰もが経験するものです。

実践してこそ掴めるものです。 とにかく実践し、次に自信を持ち 技術を自分のものにしていってください。

如何でしたでしょうか。私はハンドに勝る癒しはないと思っています。

機器でも、心地よい気持ちにはしてくれますが、本当の安心感、温かさ、心地よさは、触れ合う事で働き奥底の感情を揺さぶる事ができるのは手技によるもの ではないでしょうか。

カウンセリングが苦手であったり、経験が浅いために知識向上に意識が向きますが経験に勝る価値はないと思います。

ぜひ、知識向上も含め講座卒業した方も練習会の参加や家族や身近な人に実践をしていき自分のリズムと自分の手技に自信をもって施術を提供していってほしいです。

ただ、手技では行えない事もあります。

そのため、私たちセラピストとしては技術やカウンセリング力のスキルアップも必要にはなります

このメルマガは2022年5月23日に配信しました。

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