ヘッドマッサージサロンの勝敗をつける|競合分析と自社の強み・弱み

ヘッドライフ代表、ヘッドマッサージ専門家の江口です。

 

これからサロン開業する人、または、すでにサロン開業したけどお客様が来ない・・・

ライバル店のホームページを見てため息をついていませんか?  

 

本日は、そんな人が必ず行うべきサロン経営について。

テーマは「サロンの勝敗をつける!競合分析と自社の強み・弱み」です。

 

どうぞ、最後までお読みください。  

 

サロンの勝敗をつける|競合分析と自社の強み・弱み

差別化するための2つのポイン|競合分析と自社分析ト

 

ご存じの通り、街にはリラクゼーションサロンが溢れ、あちらこちらにヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)を行うライバル店が存在しています。

 

そんな中、自分のサロンに来ていただくには、なにかしらの方法でライバルと差別化をしなければいけません。

 

「そんなことはわかっている!」と言われそうですが、このまま続けます。

 

差別化するための2つのポイントがあります。

  1. ライバル店が何をしているか調査する(競合分析)
  2. 自分は何が出来るかを把握する(自社分析)

競合分析は、ライバル他社のことを調べ、比較し、優位性を探るようにします。

 

自社分析は、自分のサロンの現状を把握して「強み」「弱み」を明確にすることで改善点を見つけます。

 

ポイントになるのは、【強みと弱み】です。

 

自分(自社)の強みと弱みは意外と解っていないもので、 コンサルタントに相談する人もいます。

 

一流企業は、必ずと言いてもいいほど、コンサルタントや相談役といったブレーンがいるのに、私達のような小さなサロンは、自力で頑張っています。

 

本当は、経営体力がない個人サロンほど、頼るべき人が必要ではないでしょうか?

 

サロンの勝敗をつける簡単な方法

 

同じヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)でも専門店で行う施術とそうでないもので差がつけられているでしょうか?

 

頭ほぐし専門店の強みもあれば、トータルビューティーサロンでヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)を行う強みもあると思います。

 

整体院、整骨院、鍼灸院、ストレッチ専門店など強みがあり、弱みもあるでしょう。

 

自分自身の強みや弱みを考えるのは意外と難しいので、今回は、ライバル店と自分のサロンを比較して勝敗を付けていきましょう。

 

そうすることで、強み・弱みが自然と見えてきます。

 

以下に12の項目を用意しました。

 

ライバル店と比較して「勝っている」「負けている」をチェックしてください。

  1. 立地は(勝っている・負けている)
  2. サロンの外観は(勝っている・負けている)
  3. サロンの設備、内装は(勝っている・負けている)
  4. サロンの清潔感は(勝っている・負けている)
  5. 看板の見栄えは(勝っている・負けている)
  6. ホームページ(SNS)の内容は(勝っている・負けている)
  7. ホームページのデザイン(SNSのクオリティ)は(勝っている・負けている)
  8. チラシの出来栄えは(勝っている・負けている)
  9. メニューの充実度は(勝っている・負けている)
  10. 技術的な専門性や資格は(勝っている・負けている)
  11. 知識的な専門性や資格は(勝っている・負けている)
  12. スタッフの経歴、施術歴は(勝っている・負けている)

   

細かく分けるともっとあると思います。

 

このように、比較していくことが「競合分析」「自社分析」の第一歩です。

 

近隣のライバルと自分のことが解ったら行動しましょう!

 

ナンバーワン、オンリーワンのサロンでなくてもよい

 

大袈裟な言い方をすると、サロンを継続していくためには生き残りをかけた対策が必要です。

  • 勝っているところをもっと伸ばす。
  • 負けている部分を改善する。
  • 引き分けの場合は、付加価値を付ける。
  • どうしても勝ち目がない部分はあきらめて第3の方法を考える

「私は、勝つ勝負しかしないわ。」と言えるようになると分析家ですね。

 

とはいえ、誰にも負けないナンバーワン、誰にもマネできないオンリーワンなんて、すぐに見つかるわけがありません。

 

実際ナンバーワン、オンリーワンでなくても食べていけます。

 

「将来の夢は、サロン開業です。」という人がいますが、それはきっと、「自分の個性やセンスを活かした自分だけのサロンを築きたい。」という未来を想像しているはずです。

 

「今は、どこにでもあるサロンですが、何とか生活はできています。」

 

といった状況でも、考えることをあきらめなければ、数年後にブレイクするかもしれませんね。

 

遅咲きの経営者も多いです。

  • ケンタッキーは、62で創業
  • マクドナルドは、52歳で創業
  • 全日空(JAL)は、66歳で創業
  • トヨタ自動車は、59歳で創業
  • 日清食品は、48歳で創業

 

スクールとしてサポートもしていますので、一緒に頑張りましょう。

 

まとめ|「自分らしいサロン」を見つけるために

 

サロン経営において「競合分析」と「自社分析」は、現状を客観的に見つめ、進むべき方向を明確にする大切なステップです。

 

勝っているところはさらに伸ばし、負けている部分は改善し、時には第三の道を探る。

 

この積み重ねが、あなただけの魅力あるサロンづくりへとつながっていきます。

 

ナンバーワンやオンリーワンでなくても、地に足のついた経営でしっかりと生活していけるサロンはたくさんあります。

 

むしろ、真摯に向き合い続けた結果、数年後に大きく飛躍する可能性もあります。

 

「今はまだ普通のサロンでも、自分らしさを磨き続ける」 そんな想いを大切に、焦らず着実に歩んでいきましょう。

 

私たちスクールも、あなたの挑戦をサポートいたします。

一緒に「勝てるサロン」をつくっていきましょう!

 

作成日:2018/09/18

更新日:2025/07/28

 


この記事の執筆者

江口征次  

 

インスタグラム大阪会場

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック代表取締役  

頭ほぐし専門店atama代表

ヘッドスパ専門店atama代表

 

【商品】

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。