バキバキしない頸椎骨格調整×ヘッドマッサージ

いつもヘッドライフ通信をご覧いただきありがとうございます。

ヘッドライフ代表・ヘッドマッサージ専門家の江口です。

カイロプラクター総合指導士 
カイロプラクター総合指導士

 

先日の懇親会では、カイロプラクター総合指導士(指導者最高位)である加藤先生によるデモンストレーションが披露され、大変学びの多いひとときとなりました。

 

その中でも特に注目を集めたのが、「バキバキと骨を鳴らさない頸椎アプローチ」。

 

これは、一般的なカイロプラクティックで見られるような急激な矯正ではなく、やさしく骨の動きを促す穏やかな技法です。

 

首の違和感を感じる方に寄り添う技術

 

ヘッドマッサージ専門店には、頭の疲れだけではなく、首の凝りや違和感でご来店される方が多くいます。

 

ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)と聞くと頭皮マッサージのイメージが強いですが、首の凝りや違和感にも寄り添う技術が求められます。

 

日常生活では、加齢にともなう可動域の変化のほか、スマートフォンやパソコン作業の長時間化などが、首周辺の緊張や違和感につながることがあります。

 

そのようなお悩みをお持ちのお客様に対して、筋肉をほぐすケアと併せて、骨格へのアプローチを優しいタッチで取り入れてみるという選択肢も、施術の幅を広げる一助となるかもしれません。

 

椅子でもベッドでも応用可能な穏やかなアプローチ

 

加藤先生がご紹介くださった手技は、ベッドに横になった状態でも、椅子に座った状態でも行えるため、施術環境を選ばずに応用が可能です。

 

施術者の手によって、軽い圧や方向性をもって骨に「動き」を伝えることで、首周辺の可動感に変化を感じやすくなる場合もあります。

 

これは、当スクールでヘッドマッサージ資格講座で学ばれ、ある程度実務経験を積んだ方であれば、すでに体験された方もいらっしゃるかもしれません。

 

ワンランク上の技術を、眠っている間に

 

加藤先生のカイロプラクティックのテクニックは、1級ヘッドマッサージよりもさらに精度の高いピンポイントなアプローチが可能です。

 

しかも、リラックスして眠っているお客様に無理なく行えるのが大きな特長。

 

もちろん、すぐに身につく技術ではありません。

 

だからこそ、丁寧に学び、正しい知識のもとで繰り返し練習することが重要です。

 

このような技術は、整骨院や整体院などの専門職の先生方の間でも注目されており、安全性や心地よさを重視したアプローチとして支持されています。

 

通常施術の“仕上げ”としても応用できる

 

たとえばヘッドマッサージボディケア後に、

 

セラピスト

「首の様子はいかがですか?」

 

お客様

「まだ少し違和感があります」

 

そんな時には…

セラピスト

「それでは、最後に首をやさしく調整していきますね」

 

このように、最終のフォローケアとしてお客様にご提案することもできます。

あくまでリラクゼーション目的の補助的手法として、心地よさを重視しながら取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

最後に|技術の習得には「正しい理解と継続」がカギ

 

当スクールでは、サロンの施術現場で実践的に使える安心・安全を大切にした手技をお届けしています。

 

「きちんと学び」

「しっかり理解」

「とことん練習」

 

この3つを繰り返し、施術の質を高めていきましょう。

ライバル店との差別化には、信頼と技術の積み重ねが何より大切です。

 

一緒にワンランク上のヘッドセラピストを目指していきましょう!

 

このメルマガは2020年1月31日に配信しました。



この記事の執筆者

江口征次  

 

インスタグラム大阪会場

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック代表取締役  

頭ほぐし専門店atama代表

ヘッドスパ専門店atama代表

 

【商品】

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。